連載 「彼女を食卓に誘って」
雑誌「小原流 挿花」10月号が発売となっています。イラストを担当している連載「彼女を食卓に誘って」も10回目。
毎回、エッセーや小説を題材に、作者や登場人物に食べて貰いたい料理のレシピをその時の気持ちとともにフードスタイリストの中山暢子さんが綴ります。
今月は白洲正子作「『鶴川日記』から。
中山さんは白洲次郎・正子夫妻の暮らした町田市鶴川も家を想像して、「栗とチーズのリゾット」と「柿と無花果のマスカルポーネ白和え」をご提案されています。控えめな美しさのつまった「武相荘」で、季節のものをゆっくりと味わう、そんな時間が流れます。
秋の空気の中、本と料理に静かに向き合う、そんな連載です。
-----小原流 挿花 2017年9月号より
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