Satoshi Ogawa WEB
Satoshi Ogawa - Illustrator
Exhibitions 2023-24
小川哲 作品展 「夏の庭」
LIVING MOTIF 東京都港区六本木5-17-1 AXISビル
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『夏の庭』
春のおわりごろに引っ越してきた家には、庭がある。それまでマンション住まいだった自分には、はじめてのことだ。庭には大きめの落葉樹が3本植わっていて、冬に内見に来たときには、剪定された枝だけが骨組みのように広がっていた。
いまは大きな葉っぱがびっしりと覆っていて、このいきおいみたいなものはしばらく続くのだろう。
葉っぱや花、鳥、身の回りのものからきっかけを得て絵を描くことが多くなったけれど、実際に「見た」というところから描き進めていくことは無理のない自然な行為だと感じている。
夏には陰の強い木陰ができて、目が眩むような太陽の明るさとのコントラストが美しいだろう。
季節が、風景が変化して、ハッとする瞬間が訪れるのを楽しみにしている。
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Photo: Yusuke Shirai
SATOSHI OGAWA EXHIBITION「リビング、ダイニング」
門前仲町、牡丹の2か所で同時開催
watari 東京都江東区牡丹3-7-4
20246.13 (木) - 17 (月)
たむらパン 東京都江東区牡丹3-9-1
2024.6.14 (金) - 23 (日)
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門前仲町の駅、階段をあがって橋を渡って5分ほど、牡丹町にあるお店、「watari」と「たむらパン」で展示をします。町をひとつの家だと考えると、ご近所どうしの雑貨店とパン屋はそれぞれがリビングとダイニングのように思えてそこからイメージを作っていきました。
居間と食堂。すわってくつろいだり、話をしながら食事をしたり。
人が集まる場所、そこにはどんなかたちや色があったらいいだろうか、そしたらどんな気持ちになるだろうか、そういうことを考えながらの展示です。
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Photo: Yusuke Shirai
watari
たむらパン
小川哲個展「たかいそらからちじょうをみると」
2024.2.10(土) - 25(日)
Pottari gallery | ポタリ 東京都港区白金台 3-18-15
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河川敷に座って、冬の空を見上げて、あれはとんびかな、なんて話をしていた。
とんびと自分の間の広い空間には、なにもないのではなくて、イメージ、というか、
想像力の働きというようなもので満たされているように思った。
ひゅうひゅうと風が鳴っていた。
あそこからここはどう見えるんだろう。 ー小川哲
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Photo: Yusuke Shirai
小川哲 個展「まるまるしかく まるしかく」
2023.10.7(土) - 10.22(日)
BOOKNERD 岩手県盛岡市紺屋町 6-27
イラストレーター、小川哲の個展を開催します。幾何学形や模様の要素をもとに、にじみやゆがみなどのランダムな要素を取り入れた、おおらかで明るい雰囲気の作品が並びます。
近年では陶器作品や、古物を引用したオブジェの制作にも取り組み、より立体的な展示空間を展開しています。盛岡では初の展示となります、どうぞみなさまお越しください。
Photo:山代 森
Satoshi Ogawa Exhibition「I SEE YOU」
2023.9.23(土) - 10.1(日)
WOLK 東京都江東区常盤2-14-9-1F
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なにかを「見る」とか「見つめる」というのはそれに対して関心があるということで、大事に思っているということで、自分にとって関わりが深いと感じているということで、それはおおざっぱにいって、「すき」ということになるんじゃないかと思う。
「みる」と「すき」はつながっている。 ー小川哲
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Photo: Yusuke Shirai
小川 哲 個展「まるくてあかいはりんごにみえる」
OGAWA SATOSHI Solo Exhibition “Round and red looks like an apple"
2023.7.15 (sat) - 23 (sun)
水犀 |mizusai 東京都台東区三筋1-6-2
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「まるくてあかいはりんごにみえる」/ 小川哲
なにかをみる、なにかがみえる、なにかにみえる。
つながるれんそう、ひろがるそうぞう。「みえる」、そして「絵」がはじまる。
Photo: Yusuke Shirai
小川哲個展「ポタリウタリ」
2023.3.11 (sat) - 3.26 (sun)
Pottari gallery | ポタリ 東京都港区白金台 3-18-15.1F
小川哲個展「ポタリウタリ」| 白金台のポタリでの個展は今回が2度目になる。ポタリ、ポタリとつぶやいていると、なんだかアイヌ語のようだなと思って、語呂の良い単語と組み合わせて、今回のタイトルは、「ポタリウタリ」とした。
「ウタリ」は「~族」という意味らしいから、「ポタリ族」という意味になるだろうか。「ポタリ村の見聞録」といったおもむきだ。アイヌの衣服や道具にみられる模様に自分は以前から惹きつけられていて、おそれおおいけれどそのニュアンスを絵にとり込んでみようと思う。
白金台の、古民具や骨董も並ぶギャラリーで、民族的なかたちをイメージして、現代の自分が展示をします。
→詳細
Photo: Yusuke Shirai
Satoshi Ogawa Exhibition「シーユースーン」
2023.1.7 (sat) - 1.29 (sun)
O'keeffe 茨城県日立市相賀町5-13
Satoshi Ogawa Exhibition「シーユースーン」| オキーフでの展示は今回で二度目。また日立にもどってきたということになる。
展示のタイトルを今回はどうしようかと考えていて、そのとき聴いていた曲のタイトルを見てみたら「C U Soon」だった。
「シーユースーン」か。また会おうね、という気持ちには、ここからつづいていく未来への予感がある。
この展示がはじまって、たぶんおわって、「シーユースーン」。展示ははじまっていないんだけれど、そう思うとちょっとだけ切なくなる。大丈夫きっとじきすぐまたあえる。
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Photo: Sari Yamanoi , @sariyamanoi_works