千代田図書館情報誌 Vol.38
千代田図書館情報誌の最新号が完成しました。
今回も表紙イラストを担当、本と街と季節、日常のリズムをテーマに描かせて頂きました。
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昨年思いつきで買ったオレガノの苗は冬のはじめまで元気だったけど今は茶色になってしまった。
このまま放っておいてもまた新芽が出てくるのかな。
水鳥が泳ぐ北の丸公園を横目に歩いていくとお店の窓からはきれいに活けたチューリップも見える。
冬の間にかたまった体が、春の気配を感じて少しづつほぐれていくようだ。
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話を聞くと、図書館のスタッフのみなさんもいつも以上に細かい気配りをされたり、不安な気持ちとともに業務をされているそうです。
そんな中でも図書館が開いているのは、本を読むことがこういう時期にこそ大切だからなんだと思う。不安に対しては知恵をつけることである程度対処できる。不安をわけのわからないまま、自分の小さい解釈で大きく育てていることも案外多い。やみくもに、というやつだ。
ほんとのところ何に不安を感じているのか、それがはっきりするだけで心も幾分軽くなるのでは、と思う。
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図書館は今、入場者数や滞在時間の制限など、感染防止対策のもとサービスがおこなわれています。
情報誌は九段下の千代田区立千代田図書館ほか区内の図書館で配布されていますのでぜひお手にとってみてください。
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-----千代田図書館
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